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台湾進出支援の費用・相場2026|商談会・展示会・コンサル料金

堤浩記
2025年2月15日
読了時間: 10分

更新日:14 時間前

台湾進出を検討する企業が最初に知りたいのが費用感です。ただし、市場調査・展示会出展・現地商談会・代理店開拓・コンサル契約は、それぞれ費用の決まり方が違います。合計額だけを先に出しても、判断の材料にはなりません。


台湾進出の進め方と、Link Globalの支援内容(商談会・展示会・代理店開拓・成約後の国内納品)は台湾進出支援のページにまとめています。


この記事では、台湾進出支援で発生する主な費用を項目別に分け、Link Globalが実務で見ている目安を整理します。あわせて、自治体や金融機関が主催する公的な商談会の実費例と、予算規模別の3つの進め方を紹介します。

本記事の金額は、特記がない限りLink Globalの支援実務にもとづく目安で、商材・規模・時期によって変わります。公的な商談会の金額は、各主催者の公表資料から引用しています。関税や物流費など輸出そのもののコストは台湾への輸出にかかる関税・コスト・価格設定ガイドで解説しています。


台湾進出支援の費用・相場|市場調査・展示会・商談会・コンサル料金の目安

項目別:台湾進出支援の費用の目安

費用を左右するのは、依頼する業務の中身、支援を受ける期間、契約の形態の3つです。以下では、項目ごとに目安と内訳を見ていきます。


市場調査・可能性調査の費用

調査の範囲と方法によって差が大きく、目安は次のとおりです。

  • デスクリサーチのみ(データ調査):10〜30万円

  • 現地パートナーへのヒアリング・競合調査を含む場合:30〜80万円

  • 現地調査を含む包括的な市場可能性調査:80〜200万円


費用を抑えるなら、デスクリサーチから始めて段階的に広げる方法が現実的です。ただし、現地の反応を一度も確かめないまま本格参入に進むと、商材と販路のミスマッチに後から気づくことになりかねません。商材の性質や価格帯に合わせて、調査の深さを決めてください。


展示会出展の費用

展示会出展は台湾進出の定番の手法ですが、費用はブース代だけでは収まりません。主な内訳の目安は次のとおりです。

  • ブース出展料(小・中規模の展示会):30〜100万円

  • ブース装飾・展示設計:20〜80万円

  • 渡航・宿泊費(担当者2名・2泊3日想定):30〜60万円

  • 通訳・展示会同行費:20〜50万円

  • 販促物(カタログ・サンプル)制作費:10〜30万円

  • 商品・サンプルの輸送費:5〜20万円


合計すると、小規模な展示会でも100〜250万円程度、Food Taipei(台北国際食品展)のような大規模な展示会では300〜600万円程度を見込むのが実務上の目安です。ブース代だけで予算を組むと、後から大きく不足します。

展示会ごとの特徴はFood Taipei(台北国際食品展)とは?、出展準備から商談フォローまでの支援内容は台湾展示会の出展・視察支援で解説しています。


現地パートナー・代理店開拓の費用

台湾では、現地パートナーとの信頼関係が取引の土台になります。この工程を省かないことが大切です。

  • 現地パートナーのリストアップ・スクリーニング:20〜50万円

  • 商談のアポイント調整・通訳・同行支援:20〜60万円(商談回数による)

  • 契約交渉・代理店契約のサポート:10〜30万円

  • 初回テスト輸出のサポート:5〜20万円


最も避けたいのは、合わないパートナーを選んでしまうことです。最初の代理店が決まるまでには1〜3か月程度かかることが多いため、急いで決めず、複数の候補を並行して比較してください。代理店との契約・決済の実務は台湾のバイヤー・代理店・ディストリビューターと組む実務ガイドにまとめています。


コンサル契約の料金形態と相場

専門の支援会社に依頼する場合の料金形態は、主に3種類です。

① 月額定額型:毎月定額を支払い、継続的に伴走支援を受ける形態です。相場は月5万〜30万円程度。展示会・商談・バイヤーフォローまで継続して支援を受けられるため、関係構築に時間がかかる台湾進出に向いています。

② スポット契約型:展示会同行・商談通訳・現地調査など、特定の業務ごとに契約する形態です。単価は10万〜50万円程度が相場で、まず小さく試したい企業に向いています。

③ 成功報酬型:契約が成立した時点で手数料を支払う形態です。初期費用を抑えられる一方、何をもって成功とするかがあいまいだと後でもめやすいため、契約前に条件を明確にしておく必要があります。

Link Globalの月次パートナープランは、月額77,000円(税込)からです。支援会社の比較軸は台湾進出支援会社の選び方・比較ポイント5つで整理しています。


台湾現地商談会の費用

商談会は、台湾のバイヤーと事前にマッチングしたうえで個別に会う場です。展示会より出会える社数は少なくなりますが、会うべき相手と確実に商談できます。費用は、形式・呼ぶバイヤーの数・参加する事業者の数によって大きく変わります。


公的な商談会の費用例

自治体や金融機関が主催する商談会では、出展料やマッチングの費用を主催者が負担し、参加事業者は渡航費などの実費を負担する例が多く見られます。

  • 山形県台湾商談会(2026年12月11日・台北):出展料は主催者が負担。参加費用は渡航者1名あたり225,000円程度(航空運賃・宿泊費・現地移動費などを含む)

  • 香川県 台湾訪問型商談会(2026年9月):マッチング・商談会・通訳・随行は無料。渡航費とサンプルの輸送費は参加企業の負担

  • 愛知県 台湾の旅行会社との観光商談会(2027年2月17日・台北):参加は無料。渡航費などは事業者の負担で、通訳は参加事業者ごとに1名配置

  • 神戸市・神戸商工会議所 FOOD TAIPEI 2026 神戸ブース(展示会併催型):参加費は1社10万円。渡航・滞在・輸送費は各社の負担


公的な商談会は費用を抑えられる一方、対象地域・業種・募集枠・開催時期があらかじめ決まっています。自社の所在地や商材が対象から外れる場合や、自社の都合に合う時期に、商材に合うバイヤーと会いたい場合は、商談会を個別に企画する方法があります。形式ごとの違いは台湾現地商談会の開き方|招へい型・訪問型・自由商談型の使い分けで詳しく解説しています。


商談会を個別に企画する場合の費用

Link Globalに台湾での商談会の企画・運営を依頼する場合、費用はお呼びするバイヤーの数と参加する事業者の数で大きく変わるため、一律の料金は設けていません。1社単独で5社程度のバイヤーと深く商談する少人数型から、自治体や団体で多数の事業者が参加し、30〜40社規模のバイヤーを集める多数型まで、規模に応じて個別にお見積もりします。

見積もりを左右する主な要素は次のとおりです。

  • 参加する日本側事業者の数

  • お呼びするバイヤーの数と業態

  • 形式(現地会場での個別商談・訪問型・自由商談型・招へい型など)

  • 会場・通訳・商品資料の繁体字化の要否

  • 商談後のフォローの範囲(成約状況の追跡、成約後の国内納品・円決済による商流対応を含むか)


渡航費・宿泊費・サンプルの輸送費は、公的な商談会と同じく別途かかります。Link Globalの商談会支援の内容は台湾進出支援サービスの紹介ページをご覧ください。


予算別・台湾進出の進め方3パターン

予算の規模によって、始め方は大きく変わります。以下の年間の目安は、前述の項目別の目安を合計したものです。


パターン①:展示会か商談会1回から始める最小構成

デスクリサーチで市場を確かめたうえで、展示会への出展か商談会への参加を1回行い、最初の取引の成立を目指すパターンです。

  • 市場調査:30〜50万円

  • 展示会1回出展:120〜200万円

  • 商談フォロー・コンサル:50〜100万円


年間の目安は200〜350万円です。展示会の代わりに公的な商談会を使えば、出展にかかる費用を渡航費などの実費程度まで抑えられる場合があります。このパターンの目標は、完璧な体制をつくることではなく、最初の取引を成立させて市場の手応えを確かめることです。


パターン②:展示会と代理店開拓をセットで進める標準構成

  • 市場調査:50〜80万円

  • 展示会1〜2回出展:150〜350万円

  • パートナー開拓・契約サポート:50〜120万円

  • 月次パートナープラン:約92万〜120万円/年


年間の目安は約340〜670万円です。1年目から本格的に取引を始めたい企業に向いています。展示会での反応を見たうえで代理店の候補を絞り込めるため、費用をかける先を見極めやすくなります。


パターン③:調査から導入後まで一貫して任せる全面支援

  • 市場調査・戦略策定:80〜150万円

  • 展示会出展・現地活動:200〜400万円

  • バイヤー・パートナー開拓:100〜200万円

  • 月次パートナープラン:約92万〜240万円/年

  • その他(翻訳・多言語対応・出張渡航など):150〜300万円


年間の目安は約620万円〜です。社内に海外担当者がいない企業や、複数の市場に並行して展開する企業に向いています。一見高く見えますが、社内の工数や出張費、パートナー選定の失敗による手戻りまで含めて比べると、結果的に負担が小さくなる場合もあります。


費用を抑えるための4つのポイント


展示会は「出展費」ではなく「商談数」で評価する

展示会で費用倒れになる最大の原因は、出展しただけで終わってしまうことです。展示会は商談のきっかけにすぎません。会期後のフォロー(通訳・資料翻訳・条件交渉)にかかる費用も、最初から予算に入れておいてください。


調査と実行支援を分けて発注する

市場調査は調査会社に、パートナー開拓・商談・契約の支援は実務に強い支援会社に、と分けて発注すると、それぞれの範囲と費用が明確になり、比較もしやすくなります。


1回ごとの費用ではなく「最初の取引までの総額と期間」で判断する

展示会1回や調査1回の金額だけで判断せず、最初の取引が成立するまでにかかる費用の総額と期間で考えてください。調査から展示会・商談を経て契約に至るまでには、半年前後かかることが多くあります。


補助金と公的な商談会を活用する

展示会出展には、国や都道府県の補助金、自治体の共同出展、ジェトロのジャパンパビリオンなど、費用負担を軽くできる仕組みがあります。補助率・上限額・対象経費は制度ごとに異なり、募集時期も年によって変わるため、必ず最新の募集要項を確認してください。使える制度は海外販路開拓に使える補助金完全ガイド2026、伝統工芸品の場合は伝統工芸品の海外展開で活用できる補助金・支援制度2026で整理しています。商談会も、前述のとおり公的な商談会なら出展料やマッチングの費用を主催者が負担する例が多くあります。


よくある質問


台湾進出支援の費用は合計でいくらかかりますか?

進め方によって大きく変わります。展示会か商談会を1回行う最小構成で年間200〜350万円、展示会と代理店開拓をセットで進める標準構成で約340〜670万円、調査から導入後まで任せる全面支援で約620万円〜が目安です。いずれも商材や規模によって変わる概算です。


台湾の商談会に参加するにはいくらかかりますか?

自治体や金融機関が主催する公的な商談会では、出展料を主催者が負担し、参加事業者は渡航費などの実費を負担する例が多くあります。たとえば山形県台湾商談会(2026年)の参加費用は、渡航者1名あたり225,000円程度です。商談会を個別に企画する場合は、お呼びするバイヤーの数と参加事業者の数で費用が大きく変わるため、個別見積もりになります。


Link Globalの料金はいくらですか?

継続的に伴走支援する月次パートナープランは、月額77,000円(税込)からです。商談会の企画・運営や展示会出展の支援は、規模と内容に応じて個別にお見積もりします。初回相談は無料です。


展示会の出展費用は補助金で抑えられますか?

抑えられる場合があります。国や都道府県の補助金、自治体の共同出展、ジェトロのジャパンパビリオンなどの仕組みがあります。補助率・上限額・対象経費・募集時期は制度ごとに異なるため、最新の募集要項を確認してください。


最初の取引までどのくらいの期間がかかりますか?

調査から展示会・商談を経て契約に至るまで、半年前後かかることが多くあります。最初の代理店が決まるまでには1〜3か月程度かかることが多いため、急がずに複数の候補を比較することをおすすめします。


Link Globalに相談する

Link Globalは、台湾を中心に100社を超える企業の海外展開を10カ国以上で支援してきました。市場調査から台湾現地商談会の企画・運営、展示会出展、バイヤー・代理店の開拓、契約サポート、成約後の国内納品・円決済まで、必要な部分だけを組み合わせてご依頼いただけます。サービスの全体像は海外販路開拓支援のページをご覧ください。

初回相談は無料です。「予算が限られている」「何から始めるべきかわからない」という段階でも、お気軽にご相談ください。

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